こんにちは、スナガリノです。
晩ご飯を食べつつ、観始めた「ヒトラー 最後の12日間」という映画。
思った以上に重たい映画でしたが、よく作られていました。
今日は、とあるワンシーンより。
最後にロシア軍に追い詰めら、捕まれば処刑は免れない、しかしヒトラーの「降伏はしない」という信念に板挟みされた軍人(上官レベルの人たち)同士の会話がとても深く、考えさせるものでした。
―軍人Aはロシア軍に抵抗するのはもうやめようと促す。
けれども軍人B含め多くが抵抗に賛成する。
軍人A「どうして死のうとするんだ」
軍人B「最後に総統からもらったんだ・・・」と毒薬を見せる。
A「自殺を約束されたのか?」
B「いいや、総統に宣誓したからさ・・・」
「むしろなぜ生きるんだ?」
もう戦争は終結間際、もう負けは分かっている、そして総統は自殺した。
そんな状態で強制も何もないはずなのに、なぜ死ぬのか?
普通なら「そのとおりだ」と思いそうなはずですが、
宣誓した軍人Bにとっては死ぬのが当たり前だと思っている。
うーん、深い。
「人それぞれ」という言葉で片づけてしまえば簡単なことですが、
人にとっては死ぬことにも生きることにも意味がある=意味をつけられる
ということですね。
映画の最後の最後でヘビーでした。。。笑
考えさせてくれてありがとう。
きっとこんな顔で映画を観てたことでしょう。
今日はロシアンブルー。だけど顔が怖い。笑