ご無沙汰しております、スナガリノです。
記事をずっと書けていなかったのでそろそろちゃんと書こうと思います。
えー、事務所の本店を移転しました。
手続きするのに山ほど書類を作らないといけないんですね。
大変だったのでメモしておきます。
本店を移転するときに提出する書類
移転先が、もともとの管轄内なのか、外なのかで必要な書類が異なるそうです。
今回は東京都から千葉県への移動なので、管轄外で必要だった書類についてです。
登記変更で法務局へ
まず一番最初にやらないといけないのが法務局での登記変更。
締め切り期限が短いので急ぎます。
ほかの関係官庁へは、登記事項証明書が必要になったり、案外締切期限が長かったりするので法務局への手続きが第一です。
必要な書類は下記です。
- 株式会社本店移転登記申請書(新旧法務局用に各1通+印紙3万円×2)
- 株式会社変更申請書(旧法務局用に1通+印紙1万円)
- 臨時株主総会議事録(1通)
- 取締役会議事録(1通)
- OCR記録用紙(1通)
- 印鑑(改印)届書(1通)
- 印鑑カード交付申請書(1通)
- 返信用封筒(1通)
今回は引っ越し後に手続きで、距離が遠いため郵送で済ませました。
旧法務局へこれらの書類をまとめて送ると、処理した後に勝手に新法務局へ転送してくれます。
ただ、なんだかんだ時間がかかりました。(私の場合訂正があったので2週間弱かかってしまいました・・・)
処理が完了しても「完了しました!」の連絡はないので、4~5日してから新法務局へ電話で聞くと教えてくれます。
登記事項証明書と取りに行く前に聞いておくのがいいと思います。
注意点いろいろ
訂正があるとやり取りが面倒なので、全部の書類に捨て印を必ず押しておきます。
そうすると、向こうがわかる内容であれば勝手に直してくれますし、電話口で訂正の内容を伝えればOKみたいです。
書類が複数枚になるものは、全部割り印をします。
印紙には割り印はしません。
東京都の法務局は、たぶんほとんどの出張所が登記変更を受け付けていますが、地方法務局だと出張所では登記変更を受け付けていない(証明書の発行だけ)ところが多いようです。
たとえば、自分の会社の所在地が木更津出張所管轄でも、提出先は千葉法務局になります。
書類の宛先には注意!
書類の内容について
株式会社本店移転申請書とは?
→本店所在地を変更します、という登記変更の申請書。
変更するのに登録免許税として3万円かかります。
新旧法務局へ提出する必要があるので、6万円(!)かかります。
株式会社変更申請書とは?
→代表取締役の住所が一緒に変わる場合に提出します。
事務所兼自宅の場合とかですね。
こちらも変更するのに登録免許税として1万円かかります。
そして恐らくここに書いた電話番号になにかあったら法務局の人は電話してくるようです。
臨時株主総会議事録と取締役会議事録とは?
→その名のとおりですね。
OCR記録用紙とは?
→ワードやメモ帳なんかで登記簿に載せる内容を羅列します。
これにも右下のほうに会社の印鑑を捨て印含めて2つ押しておくと、なにか間違いがあったときに向こうで訂正してくれます。
印鑑(改印)届書とは?
→法人の印鑑カードを登録します。
前に使ってたカードは使えなくなります。
印鑑カードを引き継ぐ・引き継がないという項目がありますが、引き継げないので「引き継がない」に○します。
印鑑カード交付申請書とは?
→実は印鑑(改印)届書だけではカードを発行してくれません。
一緒に印鑑カード交付申請書と返信用封筒を提出すると、印鑑カードを発行して送り返してくれます。
私がネットで調べた内容では、提出時に古いカードはクリップでとめて返却するという記述もありましたが、一緒に返送しなくても普通に発行してくれました。
たぶんどっちでもいいと思います。
その他
印紙は郵便局で大きい金額のものが買えます。
「7万円分ください」っていうと5万円と2万円で用意されるので(←経験者)
「3万円分2枚と1万円分ください」と伝えたほうがよいです。笑
それぞれの書類のフォームはネット上でゴロゴロ転がってるので問題ないかと思います。
法務局の手続きが終わって、登記事項証明書が取れたら、今度は関係官庁への手続きです。がんばりましょう~